東日本旅客鉄道(JR東日本)は9日、昨年度東京駅で試行した「駅構内ナビ」アプリについて、バージョンアップを行ったことを発表した。新宿駅に対応するとともに、Android端末向けアプリの提供も開始する。 JR東日本では、ICT活用によるサービス品質向上のための研究開発に取り組んでおり、昨年度より、現在位置や目的地までの経路等を案内する、スマートフォン向け駅構内ナビゲーションアプリの開発を行っている。同アプリは、現在位置を表示する機能、出発地から目的地までの経路案内、目印となる施設を利用した経路ガイダンスなどを提供している。 今回新たに新宿駅も対象に加え、試行を実施する。機能面では、ビーコンやWi-Fiによる現在位置表示に加え、利用者の位置を共有する機能を提供する(位置共有画面の表示はiPhoneのみ対応)。また、リアルタイム情報として「Suicaコインロッカー」の空き情報が確認可能となった。 アプリは無料でダウンロード可能。試行期間は3月18日までの予定。