<今年の紅白ってどうですか?>田「今回の紅白の出演者って色々とあったじゃないですか(笑)。ラインナップを見てどう思いました?」花「・・・・・・やっぱり地味ですよね。これが5年前のリストだって言われても疑いがない。μ’sなんかは新しいですけど、でもそういう新しさがまるでないですよね。若い視聴者を取り入れたいならなんで今回有力視されていたBABYMETALやらでんぱ組.incなんかを入れないで、どこで流行ってんのみたいな人たちが入ってきちゃうんだろうと(笑)」小「やっぱり紅白は万人のためのっていうのもあるし若い視聴者を取り入れたいっていうのもあるけど、一方で北島三郎が引退して、そして今回は森進一が引退宣言。紅白も曲がり角に来てるのかなっていう感じじゃないですか?上の層の人たちがそういう発言をするっていうのは。でも今回ももクロとかもそうですけど辞退したわけじゃないみたいだし、まだ紅白に出ることはステータスだと思うけどね」<アイドル戦国時代の終わり・・・・・・>田「では来年2016年に活躍すると思う、期待の人はだれですか?」竹「僕はμ’sです。紅白出演につづきラストワンマンライブも話題になりましたが、特に紅白はどういうパフォーマンスをするのかなっていうのも気になりますね」田「でもμ’sって一般層はわからないですよね、誰が誰なのか(笑)」竹「今年はラブライブ!劇場200万人突破など、ちょっとした社会現象にもなりましたが、いま仰ったようにファン以外の何も知らない一般層へ向けて、紅白出演をきっかけに “2.5次元ユニット”と呼ばれる人たちの存在が知れわたっていくのかなって思いました」田「あらたなアイドルやグループに期待できる年ですね」竹「BABYMETALとかでんぱ組.incとか。海外でも日本のポップカルチャーとして知名度があるので。これから2020年の東京オリンピックに向けては、海外でどう見られるか、注目を集められるかっていうのも結構今後問われるのかな。48グループは日本とかアジアではすごく有名だし2020年にむけて海外展開していくのではないかと思いますけど……」田「BABYMETALなんかはアイドルというよりアーティスト寄りですよね」竹「アメリカ人と話をしたらBABYMETALは知っているけどAKBは知らないって言っていました。そのくらい彼女たちは評価されてますね」花「一時は“アイドル戦国時代”って言われてましたけどそれももう頭打ちかなっていう印象を受けたのが今年でしたね」竹「そうでしたねえ」花「アイドルもいろいろ出てきてはいるんですけど、ポスト○○みたいなのが出てこない、一定レベル以上にいけないですし。あとAKBもシングルの連続ミリオン記録が途絶えたんですね。遂に、という感じですけどこれが単なるひとつの出来事なのか、人気の下降線なのか。でも確かに、以前に比べてAKBの記事のビューに手応えを最近全く感じないんですね。ファンの中ではまだとり立たされる出来事も、一般層はもう完全に興味を失ったかなっていう感じがしてますね」竹「確かに感じました、“頭打ち”。アイドリング!!!もBerryz工房も解散しちゃったし。解散してからの次が出てこない。我々が知らないところで解散しているグループなんてたくさんいると思うんですね。なにも言わずに消えてるみたいなのもたくさんある。話をすると実は来週解散なんです、とか・・・・・・」<衰えない三代目人気>他「一方で、取材現場などで勢いを感じたコンテンツってありました?」竹「現場とか行っても三代目(J soul Brothers)の勢いがすごいですね」田「昨年から勢いが衰えないですよね」竹「現場も満員ですね。前まではここまでマスコミの数も居なかったんですけど」小「なんで三代目ってこんなに人気なの?」田「やっぱり昨年レコード大賞を取った『R.Y.U.S.E.I.』のヒットが大きいですよね?」竹「確かにあれでみんな知るようになりましたよね。“ランニングマン”で・・・・・・」小「昔のヒット曲の法則ってドラマの主題歌になってっていう感じだけど今は違うね」竹「歌を聴くだけじゃなくインスタグラムやYoutubeで一般人がなんでも出来る時代なので、三代目の“ランニングマン”のように自分もやりたいと思わせるそういうものが流行りますね」小「なにか、新しいムーブメントが来てほしいね。新しい流れがないと、話題が続かない。アイドルでもいいんだけど、ほかの、お笑いなのかドラマなのか・・・・・・。AKBは芸能界を代表する波だったじゃないですか、その次のムーブメントがほしい。2020年に向けてどうなるかですね」