米メディア企業のBuzzFeed(バズフィード)とヤフーは18日、合弁事業会社「BuzzFeed Japan株式会社」を設立し、今冬にも日本向けのニュースメディア(正式名称未定)を創刊することを発表した。 「BuzzFeed」は、オリジナルニュース、エンターテインメントコンテンツなどの制作・配信を行うメディア企業。企業名称どおり、「バズる」(ソーシャルメディアなどで拡散しやすい)話題を中心に扱っているのが特徴で、利用者数は全世界で月間2億人以上、ビデオ視聴回数は月間15億回にのぼっている。現地企業との合弁事業会社の設立は初だという。 「BuzzFeed Japan」は、BuzzFeedのコンテンツ制作技術と、「Yahoo!ニュース」のノウハウやトラフィックを活かしたニュースメディア提供を行う方針だ。独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイル記事を中心に、さまざまなコンテンツを「Yahoo!ニュース」にも配信する。 資本金は非公開で、BuzzFeedが51%、ヤフーが49%の株式を所有する。広告の独占販売権はYahoo! JAPANが所有する予定。