グリーは5日、2015年6月期(2014年7月1日~2015年6月30日)の業績を発表した。当期純利益は、前年プラスの173億4700万円からマイナス103億2200万円となり、大幅赤字で減収減益となった。 2015年6月期の連結経営成績は、売上高924億5600万円(前年同期比26.4%減)、営業利益202億3300万円(同42.2%減)、経常利益250億0900万円(同30.6%減)で、当期純利益マイナス103億2200万円(前年173億4700万円)だった。前期も減収減益だったが、数値はさらに厳しいものとなっている。 ネイティブゲームの新たなヒット作の開発に取り組むとともに、費用面ではコストコントロールの徹底に取り組んだが、連結子会社であるポケラボ、OpenFeintInc.、Funzio,Inc.について、出資時に想定していた収益が見込めず、減損損失を計上することとなった。 現在同社では国内外市場に向け、15本の新規ゲーム開発パイプラインが進行中で、2016年度内のリリースにより巻き返しを図るとしている。