シャープは30日、同社製のAndroidスマートフォンに搭載している人工知能「エモパー」をバージョン2.1にアップデートした。自宅のほかに1ヵ所、エモパーがしゃべれる場所を追加できるようになった。バージョンアップはGoogle Playから行う。 バージョン2.1で追加された新機能は、「自宅のほかに話しができる場所を追加できる」と「自宅の特定にWi-Fiも使用」の2つの機能。エモパーは自宅でのみ話しかけてきたが、彼/彼女の家や帰省先の実家などを登録することができるようなった。 Wi-Fi使用に関しては、これまで自宅の特定はGPSを利用しており、バッテリ消費の問題からGPSをオフにしていた場合、エモパーは利用できなかった。これをWi-FiのSSIDを認識することで自宅を特定、GPSがオフになっていても同機能が使えるようになった。 今回のバージョンアップでは、最新モデルに搭載されたバージョン2.0だけではなく、旧モデルに搭載されたバージョン1.5やLiteも2.1にバージョンアップされた。バージョン2.0に搭載されていた「気になるキーワードの登録で関連するテレビ番組/ニュースをお話し」、「イヤホンしているときの話題を外などでお話し」、「エモパーの気持ち画面」といった機能が、旧モデルでも使えるようになる(一部ハードの問題で対応できない機能もある)。
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