毎回 1つの作品にスポットを当て、秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組「 KIRIN ART GALLERY 『美の巨人たち』」で、5月16日(22時~)に画家ヨハネス・フェルメール作「天文学者」の特集を放送する。 フェルメールと言えば「真珠の耳飾りの少女」や「牛乳を注ぐ女」などの代表作で知られ、光の魔術師とも呼ばれるなど17世紀オランダ黄金時代を代表する画家のひとり。生涯がほとんど明らかになっていないミステリアスな人物としても注目を集めている。 そんなフェルメールが残した30数点の作品の中でも、男性一人をモデルにしたのが、今回放送する「天文学者」と「地理学者」のみだ。番組では、そこに秘められた当時ではあり得ない描き方や狙い、背景の壁に描かれた画中画の意味などに迫る。 また、同番組は放送16年目に突入する4月4日より俳優の小林薫と蒼井優のダブルナレーションにバージョンアップしたほか、オープニングテーマとエンディングテーマをピアニスト・辻井伸行が手掛けるなど装いを新たに放送している。