ヤフーは11日、スマートフォン/タブレット向けアプリ「Yahoo!カーナビ」について、4月以降の計画を発表した。従来以上に高品質な渋滞情報を提供するほか、自動車損害保険や自動車整備など、さまざまな連動サービスを提供する新事業を開始する。 まず、アプリ内で提供する渋滞情報について、従来のリアルタイムのVICS情報に加え、プローブ情報(ユーザーの走行情報)をもとにした、独自の渋滞予測データの提供を4月より開始する。これにより、さらに広範囲・高密度な情報が提供可能となる見込みだ。 また、スマートフォンの加速度センサーやGPS情報などから、運転力を評価するアプリ「スマ保『運転力』診断」(三井住友海上火災保険)と今夏より連携し、ドライバーの安全運転を支援する機能を提供する。「Yahoo!カーナビ」を起動し運転をした後、アプリ上でドライバーの運転傾向の分析・診断が表示されるようになる予定だ。 さらに、「Yahoo!カーナビ」と親和性の高い各領域のパートナー企業との連携を行う、カーテレマティクス事業「ヤフーカーナビプラス(仮称)」を新たにスタート。自動車損害保険や自動車整備など、さまざまな連動サービスを提供する方針だ。 「Yahoo!カーナビ」は、2014年7月よりサービス提供を開始し、現在累計300万ダウンロード弱。