セキュリティショー2016の注目キーワードといえば「4K」が挙げられる。その「4K」に対応したネットワークカメラをいち早く製品化し、市場に投入しているメーカーといえばアクシスコミュニケーションズ(アクシス)だ。 今回、アクシスのブースでは昨年9月に発売した4Kネットワークカメラ「P1428-E」の実映像をデモ展示。 本機は、既存の2メガピクセルの屋外用ネットワークカメラ「P1354-E」とほぼ同じ価格帯で、5メガピクセルの「P1357-E」よりも低めの価格設定(同社比)。性能や解像度でハイエンドに位置する「P1428-E」が、こうした価格設定になっているのは、今後の4Kカメラの需要増や普及を見据えた価格設定なのかもしれない。 他にも2月末に発表されたばかりのPTZカメラ「AXIS Q60-E」と連携させた4つのカメラを使った全方位カメラ「AXIS 6000-E」の実映像を展示。全方位カメラでとらえた画像でクローズアップしたい箇所があれば、管理ソフト上でワンクリックするだけで、連携するPTZカメラが素早く動いてズーミングする。 同じく新製品のサーマルカメラ「Q2901-E」や、明暗差や逆光での撮影に強い「Lightfinder」のデモ展示があったりと、アクシスのカメラ性能を目で見て、実感できる体験型の展示を行っている。