オリエントコンピュータは26日、消去ログ管理システムを搭載した卓上型磁気データ消去マシン「HC2300L」と「HC2400L」を近日発売開始することを発表した。 データセンターや消去サービス業などでの使用を想定した製品で、強力な磁力によりHDDの内容を一瞬でデータ消去することを可能としている。 消去対象のHDDは、「HC2300L」は30mmまで、「HC2400L」は45mmまでの厚さに対応しており、サーバー用途などの厚いものでも対応することが可能。電力チャージは約20秒、データの消去は約0.1秒で完了する。磁気防止シールドにより磁力漏れを防ぎ、人体や周りの精密機器などへの影響を防ぐ仕様となっている。 本体重量は約19kg。コンパクトサイズで取っ手も付いており、移動も容易だ。