シャープは11日、電気販売店が顧客に対して、情報配信やコミュニケーションなど、さまざまなサービスを提供できるテレビを利用した“見守りサービス”のソリューションを発表した。11月より、地域の販売店向けに提供を開始する。 このソリューションは、習慣的に使うテレビの状態を外部でモニタリングすることにより、ユーザーの生活状況を「見守る」ことができる。販売したテレビに対して、販売店からの情報配信も可能。 テレビの使用状況を常時チェックすることで、「24時間つけっぱなしです」などのアラートを、家族に送ることもできる。また、家族からの連絡依頼があった場合に、テレビにその旨を表示する事も可能。実際に訪問するといったオプションを、販売店ごとに用意することもできる。 地域に根差した営業活動を行っている販売店が見守る側に加わることにより、さまざまな安心サービスを提供できるのがメリットとのこと。今後は、全国電機商業組合連合会と連携し、全国の販売店への展開を図る計画だ。