東京国際フォーラムにおいて開催された「ケーブル コンベンション2014」にて、「ケーブル・アワード ベストプロモーション大賞」グランプリに輝いたのは、ケーブルワンの「笑顔のカレンダー」(グッドプラクティス部門)だった。 この作品は、九州・佐賀県に根差したケーブルワン加入者の絵顔365日分を写真としてまとめてカレンダーにしたものだ。全国のケーブル局から寄せれた113作品から頂点に輝いた本作品。企画・制作を担当した同社の森弘遵氏に話を聞いた。--- 今回どのような発想で作品をつくろうと考えたのでしょうか?森氏:我々の仕事はケーブルテレビの営業職です。本来の仕事を突き詰めると、加入者の生活を豊かにするということが使命だと考えています。そこで原点に立ち返って、お客様の幸せさが伝わるような販促品ができないかと模索していました。そこで、まず笑顔を載せようと思ったのですが、できるだけ多くの方に喜んでいただきたいということで、数的にも365日分の笑顔を届けられるカレンダーを制作することになりました。それがきっかけです。加入者の皆様、老若男女多くの人々にご協力いただきました。--- カレンダーは日常的に見るものですが、反響はいかがでしたか?森氏:我々のケーブルテレビに未加入の方や、カレンダーに載っていない方が見ても楽しめる作品になったようです。飲食店やカフェなどにカレンダーを置いていただき、「注文品が出てくる前に、それを見て楽しんでいただけた」というお話を頂戴しました。いろいろな場所に置いていただけると嬉しいですね。実際にカレンダーを数千部ほど制作したのですが、「もっと欲しい」というご要望が多く寄せられ、とても驚きました。カレンダーに載った人たちがFacebookなどのSNSでどんどん紹介してくれて、カレンダーの認知度が広がりました。--- 制作にあたりご苦労された点は何かありますか?森氏:動き出すのが遅かったので、制作まで日数がなくて苦労しました。企画を始めたのが10月の段階。作品が仕上がったのが12月半ばぐらい。約2か月半で完成しました。写真については、加入者の皆様に一番お気に入りの笑顔を送ってもらったり、こちらからも撮りにうかがうこともありました。最初は企業カレンダーということで、お客様にお断りされるかとい思いましたが、そういうことは一切なく、我々を信用していただいているという想いをあらたにしました。--- 受賞の喜びの言葉をお願いいたします。森氏:今回、多くの方々に参加していただき、地元の皆と共につくりあげたカレンダーという点が評価されたことが一番嬉しく思いました。今後も地域の住民の皆様を主役にした番組や作品づくりができるように頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
長澤まさみ、目黒蓮、小池栄子らが「第31回橋田賞」受賞に喜び!目黒蓮「『silent』は僕自身も心を動かされた作品」 2023年5月10日 「第31回橋田賞」授賞式が10日に都内で行われ、受賞者の長澤ま…