中国の大手通信キャリア、チャイナテレコム(中国電信)のブースには今年の春からサービスがスタートしたTD-LTEによる4G LTEサービスに対応するWi-FiモバイルルーターやUSBモデムなどデータ通信端末が並んでいる。 ブースの一角に展示されていたのはHuaweiとZTEが製造するデータ通信端末。スマートフォンもTD-LTE対応の機種を扱い始めているようなのだが、今回のイベントには出展されていなかった。詳細を確認したかったのだが、同社のブースに英語で込み入った話ができるスタッフがいなかったため断念せざるを得なかった。 他には北京の市内交通で採用されている、同社のNFCを使ったICカード乗車券のデモや、スマートTVプラットフォームの紹介などが行われていた。 これはあくまでブースを比較して見た筆者の印象に過ぎないのだが、TDD方式で昨年末からコンシューマー向けのLTEサービスをいち早くスタートさせたチャイナモバイルのブースが大いに活況を呈しているのに対して、チャイナテレコムのブースは来場者もまばらで勢いが感じられなかった。LTE対応端末に限らず、スマートフォンが並べられていないのでブースの雰囲気がどうしても寂し気に見えてしまう。スタートダッシュの時点から、ライバルのチャイナモバイルに大きく水をあけられてしまったようだ。
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.21】スマホが知能を与える!子供向け学習ロボット「Albert」と「Atti」 2014年6月16日 韓国の大手通信キャリア、SKテレコムが開発した「Albert」と「A…