怪獣やロボット、メカニックをテーマにしたイラストレーションで知られる開田裕治さんの原画展が、3月21日から東京・銀座のチーパズギャラリーで始まった。開田さんの展覧会はこれまでもたびたび開催されているが、今回は特撮映画のアイコンとして長年愛されている「ゴジラ」をテーマにしている。開田裕治 原画展「ART of ゴジラ」と題して、30点ほどの原画を集めた。2014年は、ゴジラ誕生60周年、さらにハリウッドから大作映画『GODZILLA』が上陸する。まさにぴったりのタイミングだ。開催に先駆け、3月20日には開田裕治さんのトークショーが行われた。怪獣イラストの思い出や、ゴジラに対する思い入れを語った。まずは「ゴジラ60周年で、日本でも「GODZILLA」が公開する年に原画展ができて、非常に嬉しく思っています。」と挨拶。そして、これまでに1000体もの怪獣を描いたという。「ゴジラより1年前に生まれました(笑)。もともと親父が大好きで怪獣映画を観るようになりました。それからずっと怪獣と一緒に育ってきました。そのまま大人になっちゃいましたね(笑)」と幼い頃より怪獣が好きだったことを明かす。また一番好きな怪獣については、「どの怪獣も大好きです!」と。ただ、モスラのおかげで奥さんと知り合ったことを明し、思い出の怪獣となっているようだ。 2014年夏公開の映画『GODZILLA』については、「ゴジラがどういう風に出てくるのか楽しみ。この監督ギャレス・エドワーズの「モンスターズ/地球外生命体」を見ましたが、怪獣映画を理解していて、今回の映画も非常に楽しみ。」と期待を寄せる。会場では、ゴジラにちなんだグッズも用意されるとのことだ。ゴジラ液晶レンズクリーナーやゴジラ風呂敷などを用意する。なかでも特撮映画監督の川北紘一さんが手がけた「マスターピースゴジラ」のジオラマの背景は見どころだろう。ギャラリー併設のチーパズカフェでは、期間限定でオリジナルゴジラメニューも展開する。展覧会は3月5月6日までを予定する。開田裕治原画展「ART of ゴジラ」開催期間: 3月21日から5月6日会場: MYS銀座3階チーパズギャラリー(中央区銀座7-12-15MYS銀座)時間: 10時~19時(無休)入場料: 無料