米ブロードコムは、スマートフォン向け5G WiFi(802.11ac)対応2x2 MIMOコンボチップ「Broadcom BCM4354 SoC」を発表した。すでに生産を開始しており、現在開催中の「Mobile World Congress」にも関連展示されているとのこと。 「Broadcom BCM4354 SoC」は、5G Wi-Fi 2x2 MIMOおよびBluetooth 4.1/BLE、ワイヤレス給電技術「Rezence」、FMラジオレシーバに対応する、スマートフォンやタブレット向けのデュアルバンド・コンボチップだ。Android、Windows、Chrome搭載オペレーティングシステムに対応する。 業界で初めてスマートフォンへの2x2 MIMOの実装を実現したとのこと。これにより、現在使用されている1x1 MIMOに比べ、Wi-Fiスループット性能を2倍に高めるとともに、ワイヤレスアプリケーションの使用時においてもシステムの消費電力を最大25%低減できるのが特徴。ワイヤレス到達範囲も最大30%拡大できる見込みだ。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…