iPad Airが発売されて2週間ほどが経過した。薄型軽量化がはかられ、A7プロセッサ搭載で性能の向上も行われたこの端末の登場で、タブレットはどう進化したのだろうか?■オーバースペックともいえる10インチタブレットに存在意義はあるのか? 2010年に登場し、タブレット端末市場を切り開いた初代iPadは、9.7インチというサイズだった。 それから3年、タブレット端末は、より最適なサイズを探して試行錯誤を繰り返してきた。Googleは7インチディスプレイ搭載のNexus7をリリース。アップルも7.9インチディスプレイのiPad miniを投入した。家電量販店の売り場を見渡しても、タブレット市場の主役は7インチ前後のサイズに移り変わりつつある。スマホよりも大きく見やすい画面と、より持ちやすいサイズを模索した結果が7インチクラスだったのだろう。 そんな中投入されたiPad Airは、初代iPadと同じ9.7インチディスプレイを搭載している。「Air」の名前が示すように、手に持ってもわかるレベルで軽量化がなされており、初代とはまるで別物という感じだ。とはいえ、7インチクラスのタブレットに慣れていると、それでも重いというのが正直なところ。単純に「スマホでは細かい文字が見づらい」という程度のユーザーにとっては、10インチクラスはやはり大きすぎるし、重い、オーバースペックなジャンルだといえる。 だが、10インチクラスには10インチクラスにしかできないことがある。例えば、マンガを読むとなると、7インチは明らかに物足りないサイズだ。ひとつの画面にたくさんの絵と文字が入ったマンガの場合、1ページずつ読んでいても細かい部分が読みづらいと感じることがある。見開きと呼ばれる2ページブチ抜きで描かれる表現のときは、7インチではほとんど本来の魅力を表現できていないといっていい。 マンガを電子で読むことを考えると、10インチはほぼ必須のサイズだ。9.7インチのディスプレーは、新書版と呼ばれる、少年誌などの単行本のサイズよりひとまわり大きい。横向きで見開きを表示しても、少し小さくなる程度でおさまる。これくらいあれば、現在の紙を前提としたマンガ作品を読むときも、ストレスが少ない。唯一の問題が、大型化とトレードオフの関係にある持ちやすさと重さだった。 そんな中で、500gを切ったことはかなり大きい。カタログスペックでいえば、初代iPadはWi-Fiモデルが680g、3G対応モデルで730g。iPad AirはWi-Fiモデルが469g、SIM対応版で478g。この200gの軽量化は体感を大きく変える。 これまで10インチクラスで500gを切るタブレットは、495gのXperia Tablet Zくらいであった。これよりもさらに軽いiPad Airの登場は、電子書籍ユーザーにはかなりありがたい。もちろん、欲をいえば「もう100g軽く」というところだが、500gクラスならばごろ寝しながら読むのだってできなくないという感じだ。
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