バイドゥ(百度)は12月27日未明、Android OS向け日本語入力アプリ「Simeji」の最新バージョンとなる「6.6.2」を公開した。 「クラウド変換」がオフのときでも、入力内容をサーバに送信していたバグが修正された。また「クラウド変換」が、新規ユーザー/アップデートユーザーとも初期設定が「OFF」となった。 日本語入力アプリ「Simeji」は、Google Playで無料公開されており、現在累計700万ダウンロードを記録している。対応OSはAndroid 1.6以上。12月26日より、「ユーザーの承認がなくても、入力情報が外部に送信される」との一部報道があり、同社では「実装におけるバグだった」と説明していた。今回の最新版は、それに対応するものとなる。 同社では「クラウド変換の利便性と安全性をご理解いただいたユーザー様は、設定メニューで有効設定とすることでクラウド変換をこれまでどおり引き続きご利用いただけます」とコメントしている。