1週間のニュースを振り返る「週刊!まとめ読み」。今週は、中国Baiduのソフト開発キットにバックドア機能が搭載されていたことが判明して騒ぎになった。また11日にはオンラインのApple Storeで12.9インチのペン対応タブレット「iPad Pro」が発売された。 トレンドマイクロによると、中国の検索エンジン「百度(Baidu)」のソフトウェア開発キット(SDK)「Moplus」にバックドア機能が搭載されている。これにより、端末に対しHTTPリクエストを送信するだけで、「フィッシングサイトへの誘導」「任意の連絡先の追加」「偽のショート・メッセージ・サービス(SMS)送信」「ローカルファイルのアップロード」「アプリインストール」などが可能になるという。 Moplus SDKは多くのAndroidアプリに取り入れられており、1億人程度が影響を受ける見込み。なお日本語文字入力&顔文字キーボード「Simeji」には使われていない、とBaiduの日本法人は公表している。 11日にはオンラインのApple Storeで「iPad Pro」が発売された。32GBのWi-Fiモデルが9万4800円、128GBのWi-Fi+Cellularモデルが12万8800円となる。純正アクセサリの「Apple Pencil」は1万1800円、「Smart Keyboard」は1万9800円となっている。同機はNTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアでも販売される。価格は未定。■今週の注目ニュース・中国Baiduのソフト開発キット、バックドア機能の搭載が判明[2015年11月9日(月) 11時05分]・11日発売の「iPad Pro」、32GBモデルで94,800円から……3キャリアからも発売[2015年11月10日(火) 14時59分]・総務省、マイナンバー通知カードの誤配達などで日本郵政に厳重注意[2015年11月9日(月) 18時58分]