インテルは11月18日、デジタル・サイネージ機器向けのコンテンツ管理システムである「インテル リテール・クライアント・マネージャ」(インテルRCM)の国内提供開始を発表した。 インテルRCMは、新規キャンペーンやプロモーションコンテンツの製作やカスタマイズに対応したコンテンツ管理システム(CMS)。デジタル・サイネージ内に複数のコンテンツ領域を作成でき、それぞれのスクリーンを個別に制御することも可能。4Kを含む高解像度映像、Adobe Flash、静止画像、ウェブコンテンツなど、ほぼすべてのフォーマットに対応する。アクセス権限の管理、リアルタイム障害レポート、現場担当者とのコミュニケーション機能なども提供される。 またインテルRCMを、匿名顔認識システム「インテル オーディエンス・インプレッション・メトリック・スイート(インテルAIMスイート)」と組み合わせることで、広告の視聴者の数/性別や年齢層/滞留時間などを匿名で取得でき、よりパーソナルかつ効果の高いデジタル広告を展開可能。 インテルRCMをベースにしたデジタル・サイネージ・ソリューションは、ピーシーフェーズがオペレーションセンターを開設し、導入支援コンサルテーションおよび、コンテンツ更新などの運用サポート支援を行う。また本ソリューションの運用に必要なハードウェアの保守サポートを東京エレクトロン デバイスが提供する。