ヤフーは5日、iPhone/Androidアプリを簡単に制作・運用できるコンテンツマネージメントシステム(CMS)「Yahoo!アプリエンジン」の提供を開始した。 「Yahoo!アプリエンジン」は、テンプレートのなかからさまざまな機能をドラッグ&ドロップするだけで直観的にiPhone/Androidのネイティブアプリを作成できるサービス。アプリ申請や運用・管理も行うことが可能。トップページでのスライドショー、Facebook/Twitter/LINEとのワンタッチ共有機能、雑誌・カタログなど紙媒体の電子書籍化機能などにも対応する。音楽再生機能「サウンドボール」で、iTunesやiPodと連動し試聴やフル再生や、mp3/AACなどのファイルアップロード、バッググランド再生を行うこともできるという。プッシュ通知の配信にも対応するなど、さまざまなアプリ向けの機能が用意されている。 Yahoo!プロモーション広告を正規代理店経由で申し込んでいる広告主向けに、月額制で提供する。開始当初は一部代理店への提供となり、費用は代理店によって異なる予定だ。 なお「Yahoo!アプリエンジン」は、8月1日に発表したファストメディア社との提携に基づき、同社からスマートフォンアプリ作成ツールのOEMを受け提供するものとなっている。