富士通は6日、NTTドコモへLTE対応小型無線基地局装置の出荷を開始した。山間部などの基地局向けとして、docomo LTE Xi(クロッシィ)およびFOMAで利用される。 この基地局装置は、無線装置を制御する親局と、電波を送受信する無線装置である子局で構成されており、リモート設置型基地局の親局にあたる。2つの子局が接続できるため、1台の装置で2つの周波数帯を用いたエリア展開が可能とのこと。docomo LTE XiおよびFOMA両サービスの同時対応も可能となっている。 さらに小型・軽量化(容量約25リットル・重量約24kg)を実現したことで、従来設置が困難だった山間部を含む屋外設置など、さまざまな設置形態への対応が可能となっている。