日本電気(NEC)は21日、1台で約1,000台のLTEスモールセルアクセスポイントを収容する、小型オールインワン型ゲートウェイ装置の販売を開始した。小規模サービスを構築する通信事業者向けの製品となっている。 新製品は、通信事業者向け次世代通信機器の業界標準規格「AdvancedTCA」規格に対応し、セキュリティ、保守管理、ユーザーデータ処理、トラフィック制御機能を1ブレードに集約したものだ。加入者が増加した際には、ブレードを増加することにより収容人数を簡単に拡張することが可能。 共通のインターフェイスにより、既存のNECの3Gスモールセルゲートウェイシステムから3G/LTEスモールセルゲートウェイシステムへのアップグレードも容易に行える。 なお、NECは本製品の他にも、1万台以上のLTEスモールセルアクセスポイントを収容するLTEスモールセルゲートウェイ装置の製品化を進めている。