NTTデータ、バンダイナムコスタジオ、NECビッグローブ、ヤフーの4社は3日、アジャイル開発の組織導入のノウハウを共有することを目的に、企業間アライアンス「日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーション」(neat)を設立したことを発表した。 「アジャイル開発」とは、ソフトウェア開発技法の1つ。加盟企業4社は、各社が独自に整備してきたアジャイル開発導入の取り組みを相互補完することにより、各社の開発力・課題解決力を高め、アジャイル開発に関する研修の共有や導入ノウハウの蓄積を行う方針だ。共同イベントの開催なども行うとのこと。 「日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーション」(Nippon Enterprise Agile Transformation:neat)のロゴマークには、「アジャイル開発のフィードバックサイクル」と「加盟企業の協働」を表す円マークを採用。深みのある赤は「プロフェッショナルの情熱」を表しているとんこと。なおneatには、「整った」「巧みな」という意味がある。 4社は、2013年度内にアジャイル開発トレーニングの場を共通化し、加盟企業各社のトレーニングを受講できる体制を構築する。また他企業の参加も可能にする。