アシックスは、つまずきにくく、足裏全体を使ってしっかり接地しながら前に進みやすい機能を有するなど、歩くことで健康維持を目指したシューズ「ライフウォーカー」を、全国の百貨店、総合スーパー、靴専門店などで3月4日から発売開始した。 同商品は、高齢者の運動を通じた健康維持を目的に、主に介護予備軍から軽度の要介護者までを対象としており、筋力が低下しバランスよくしっかりと路面を蹴れずに“すり足”のように歩く高齢者の歩き方を考慮しているという。 靴底は、足裏前部分に均等に力がかかり、足なりに曲がるよう溝の配置を工夫。また、同社のスポーツシューズでも採用している樹脂製補強材を土踏まず部に配し、足の過度なねじれを抑え、スムーズな接地から蹴り出しをサポートする。更に、つま先部分を少し上げながら、先端部分に樹脂製のパーツを配し、つま先を滑らかにすることで引っ掛かりにくくするなど、「つまずきにくさ」にもこだわっている。 甲の部分が大きく開くことで、履きやすく、履かせやすい仕様にしたほか、高齢者の日常生活を調査し、普段着にあわせやすいデザインになっている。価格は6,090円~7,140円。