小型のデジタルムービーカメラ、オンボードカメラ、ヘルメット映像などで放送業界のスタンダードともいえるGoProのHEROシリーズ。MWC 2013のブースでは「HERO3」をリモートコントロールできるモバイルアプリの展示を行っていた。 カメラとモバイルデバイスとの接続はWi-Fiによって行う。カメラ本体にWi-Fiモジュールを内蔵しているため、スマートフォンやタブレットからは、HERO3がWi-Fiのアクセスポイントとして見える。そのため、直接コネクションを張ることができる。 遮蔽物などがなければ100mくらいの範囲まで動画のモニタリングを含むスマートフォンからの本体操作が可能とのことだ。 同アプリは、AndroidとiOSに対応しており、各ストアで無料でダウンロードできる。アプリをインストールした端末では、カメラの設定や録画・停止・再生などの操作がリモートで可能になるのは当然だが、画面上で撮影中の動画のモニタリングできるので、手元で画像を見ながらカメラの設置位置を調整したりが簡単に行える。