京セラは、MWC 2013の会場において米Sprintから発売が予定されている耐衝撃性能を持ったスマートフォン「Torque(トルク)」を展示している。 「Torque」はSprint初となる耐衝撃スマホで、さらに京セラの独自技術である「スマートソニックレシーバー」を搭載する初の米国向け端末でもある。「スマートソニックレシーバー」は、国内でもDIGNOシリーズに搭載されていてお馴染みの、振動により音声を直接鼓膜に伝える機能。会場では、かなり分厚いヘッドホンをした上からでも問題なく音声が聞こえる様子をデモしていた。筆者も体験してみたが、確かにヘッドホンの上や頭のてっぺんに端末をあてた状態で、非常にクリアに音声が聞き取れた。振動を直接伝えるため、周りの騒音にも左右されにくい。 耐衝撃性能としては、30分以上の浸水や水の噴射、-30度から50度の範囲の温度範囲におけるテスト、122cmの高さからの落下テストなどもクリアし、IPX7の防水、IP6Xの防塵規格に準拠している。4.0インチIPSディスプレイ。さらに4G LTE通信、NFCにも対応し、背面の500万画素カメラ、前面の130万画素カメラはパノラマ撮影や顔認識、HDR撮影も可能。これらの特徴をいかし、アウトドア環境での利用で評価されることを狙っているとのこと。