IDC Japanは10日、ルーター、イーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器を含む国内ネットワーク機器市場の2012年上半期(1~6月)の実績と予測を発表した。 これによると、2012年上半期のルーター市場は、610億8,400万円(前年同期比成長率13.5%)、イーサネットスイッチ市場は、877億5,400万円(前年同期比成長率19.2%)、企業向け無線LAN機器市場は、93億6,800万円(前年同期比成長率50.2%)だった。 2012年上半期の国内ネットワーク機器市場は、モバイルトラフィックの急増とLTE(Long Term Evolution)サービス展開に伴う移動体通信事業者の堅調な投資、企業向け市場の回復によって2011年下半期の好調を持続。いずれの製品分野においても、2011年上半期の実績を大きく上回ったとのこと。特に、移動体通信事業者向けルーター/イーサネットスイッチ、公衆無線LANサービス向けおよび一般企業向け無線LAN機器市場が好調だった。 ルーター市場では、シスコシステムズやアルカテル・ルーセントが、堅調な移動体通信事業者の投資によって売上を伸ばした。イーサネットスイッチ市場においては、同じく移動体通信事業者の投資拡大を捉えた日立電線、NEC、富士通、シスコシステムズが高い前年同期比成長率を達成した。無線LAN機器市場では、公衆無線LANサービス向けに大きく売上を伸ばしたアルバネットワークスとラッカスワイヤレスが大きく成長した。 IDCでは、2011年~2016年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)について、ルーター市場はマイナス0.2%、イーサネットスイッチ市場はマイナス1.0%、企業向け無線LAN機器市場は3.2%と予測している。
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