IDC Japanは7日、国内ソーシャルビジネス関連市場について、概算と成長予測を発表した。「コラボレーション」「CRM」「ERM」のソフトウェア市場の一部を抽出し、合算したコンペティティブ市場として分析した。 それによると、2014年の国内ソーシャルビジネス関連市場規模は、前年比32.0%増の126億9,300万円と推定された。利用目的では「プロジェクトの進捗/リソース管理」がもっとも多かった。一方で2015年時点の調査では、「顧客グループやコミュニティとのコラボレーション」「顧客へのサポート提供」などが上位となっており、社内から社外にターゲットが移行していることが判明した。 2015年以降もソーシャルネットワーキング技術は活用範囲が広まり、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は26.3%、2019年の市場規模は407億7,100万円になると予測されている。