小田急電鉄は5日、KDDI、UQコミュニケーションズと提携し、特急ロマンスカー「EXE」(30000形、4編成)に、公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を導入することを発表した。民鉄有料特急としては、初の公衆無線LANサービスだという。 12月13日より提供を開始する。ロマンスカー・EXEの保有全7編成への導入完了は、2013年1月初旬の予定。また、auユーザー以外向けには、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」も同時に導入する。また小田急電鉄では、Wi-Fiサービスの拡充に着手しており、2013年2月中旬の春節期間中には、小田急外国人旅行センター(新宿・小田原)にて、外国人旅行者限定で無料公衆無線LANサービスの提供を予定している。 「au Wi-Fi SPOT」は、パケット通信料定額サービス 「LTEフラット」 「ISフラット」もしくは 「プランFシンプル」の契約ユーザーであれば、auスマートフォンから無料で利用可能。「Wi2 300」は月額固定プラン(月額380円、初月無料)やワンタイムプランで利用可能な、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの公衆無線LANサービス。