調査マーケティング会社のイードは、9月にソフトバンク(SBM)とauから発売された『iPhone 5』の購入者500名(SBM:250名、au:250名)を対象に、「iPhone 5 通信会社選択の満足度に関する調査」を実施、18日にその結果を発表した。 iPhone 5購入者に、通信会社の選択について満足しているかを聞いたところ、auは68.4%、SBMは53.2%が満足と回答。auのiPhone 5購入者の満足度がSBM購入者の満足度を15ポイント上回った。 満足度が高い要素は、au購入者では、「インターネットのつながりやすさ」(au:61.6%、SBM:36.0%)、「通信エリアの広さ・圏外の少なさ」(au:60.0%、SBM:27.6%)、「テザリングへの対応」(au:51.6%、SBM:29.6%)、「電池持ちの良さ」(au:31.2%、SBM:16.8%)についてSBMを大きく引き離し、満足度が高い。 いっぽうSBM購入者は、「WiFiサービス」(au:40.4%、SBM:51.2%)、「ケータイEメールの使いやすさ」(au:20.8%、SBM:30.0%)、「端末価格の安さ」(au:12.8%、SBM:27.6%)でauを凌いで満足度が高い。 LTEの満足度では、「LTEのインターネットの速さ」でau:66.4%、SBM:62.8%と、ややau優位ながらともに満足度は高い。また「LTEのつながる場所の多さ」についてはau:35.6%、SBM:28.4%となり、auの満足度が高い。 通信会社を決めた理由は、auを選んだ人では「通信エリアの広さ」(60.4%)「通信速度」(58.8%)、「LTEの展開」(58.0%)、「テザリング」(47.6%)が、一方SBMを選んだ人では「通信会社を変えたくない」(67.2%)、「LTEの展開」(40.8%)が高い数値となった。 iPhone 5購入者の傾向としては、MNPでの購入者はauが多く、au:41.2%、SBM:5.6%となった。一方、機種変更では、SBMが90.0%(au:54.4%)と、多くが機種変更であることが分かり、傾向の違いが見られた。調査概要●調査期間:10月10日(水)〜15日(月)●調査対象:iPhone 5購入者●回答者数:計500名au iPhone 5購入者:250名ソフトバンクiPhone 5購入者:250名●回答者属性年齢:20〜60代au男性:190名au女性:60名SBM男性:188名SBM女性:62名