11日、NTTドコモの加藤社長は、2012年度冬モデルの新商品発表会終了後、記者団の囲み取材に応えた。 記者団との主な一問一答は以下の通り。(前編の続き)――dマーケットに力を入れるということだが、携帯支払いの上限額の見直しはあるのか? お客様にとってお金をどのように払うのがいいかというと、(携帯で払うのが)一番楽だと思う。ものを買うのに1ヵ月どれぐらい使われるのか、ほかのサービスをみると1ヵ月3,000〜4,000円使われるようで、(その辺りを参考に)上限額をどれぐらいにするのか検討中。――dゲームはマルチキャリアということだが、その狙いは? ゲームなので、友達とやるだろうということがある。1億人近いお客様を相手に、若い人達になるとその何%になるかと思うが、輪が広がるだろうという一点。――iPhoneも対応する? ブラウザサービスなので、できると思う。――電話帳の更新もマルチキャリアでやれるのでは? それは難しいところ、我々のサービスを使って頂きたいためのドコモクラウドだから、まずは、私どものサービスとさせて頂きたい。将来的には技術も進化するので、長期的にどんなカタチがいいのか検討していきたい。――nano SIMは提供する? 基本的には提供したいと思っている。SIMロックフリーのものを使いたいお客様はいらっしゃる。――先日ソフトバンクの孫社長がドコモを抜いて日本一になると言っていたが、それについてのコメントは? それは意気込みですので、他社さんに対してコメントはできないが、我々も頑張ります。――ソフトバンクは総合力で戦うと言っていたが、ドコモも総合力と言っている。ソフトバンクとの違いは? あちらの総合力に関して、勉強していないので申し上げようがない。クラウドを中心としたサービスやXiを中心とするスループットの高いネットワーク、品揃え、我々の品揃えのほうが多いかなと思うし、クラウドサービスにも一日の長がある。――今後、なにを競争軸に戦っていく? 今日出したものがこれからの礎。これがどう評価されるのか、まだまだ未完成の部分もあるが、お客様の反応を見ながらリファインしていき、お客様の本当にパートナーになれるのかどうかが、競争軸になると考えている。――ドコモクラウドの有料化は考えない? 今のところ、メール、電話帳、ゲームも基本無料、これはこのままいこうと思っている。今後色々と出てくるものは有料のものも考えられる。――対KDDIで、立場的にやりにくい固定回線との関係はどのようにする? 真っ正面から組めないのはご存知の通り。もうすこし違った側面で、例えばコンテンツとかでグループ内連携ができるかなと思っている。――スピード&チャレンジに対する意気込みは? メールについては随分ご意見を頂いて、非常にねじを巻いた。dマーケットの部分も拍車をかけてやっていきたい。そのスピード感は私が評価するものではなく、皆さんが評価するものだと思う。
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