スマートフォンなどの携帯端末向けの電子書籍事業は、著作権管理(DRM)技術の開発が負担となり、事業者が限られていた。また、独自に閲覧ソフトを提供している電子書店サイトが多く、異なる書店サイトから購入した書籍を共通のソフトで閲覧・管理することは基本的に不可能だった。「book-in-the-box」は、「XMDF」「.book(ドットブック)」「EPUBコミック(Open Manga Format)」に対応し、改ざん防止の強固な暗号化処理機能や閲覧期間を管理する機能などを備えているとのこと。「book-in-the-box」では、DRM技術と閲覧ソフトをセットで提供する。「白泉社e-コミックス」(キャラウェブ)がすでに採用を予定している。