デルは、筐体設計を刷新したワークステーション「Dell Precision」を販売開始した。4機種をラインアップする。 BTO対応で上位機種から順に価格は、「Dell Precision T7600」が276,150円~、「Dell Precision T5600」が224,070円~、「Dell Precision T3600」が190,365円~、「Dell Precision T1650」が153,085円~。 「Dell Precision」は、次世代モデルとなるタワー型ワークステーション。筐体設計を刷新し、取り外し可能の電源ユニットを採用。メンテナンスしやすいように、工具を使用せずに電源ユニットを外側から取り外せるようにした。また、電源ユニットにロック機能を搭載し、動作が正常な場合は緑色のランプが点灯する。 最上位の「Dell Precision T7600」は、全目からHDDをを取り外し入れ替えが可能なフロントアクセス式を採用。最大で3.5型HDDを4基、あるいは2.5型HDDのハードドライブを8基搭載できる。また、標準的なDell PowerEdgeサーバのラックに対応し、ラッキングが可能となっている。■デル最強をうたう「Dell Precision T7600」 デュアルソケットCPUを採用。PCIe 16倍のグラフィックカードスロットをフルサイズで最大4つ搭載可能で、NVIDIA Quadro 5000ハイエンド・グラフィックカードと2つのNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポートする。フロントアクセス可能なHDDを最大8つ搭載可能。1,300W電源ユニットを採用する。 CPUはXeon E5-2600ファミリーの4/6/8コア、メモリは256/512GB、ストレージは146GB/256GB/900GB/3TB HDD。本体サイズは幅216×高さ438×奥行き545mm。■コンパクトモデル「Dell Precision T5600」 デュアルソケットCPUを採用。NVIDIA Quadro 6000ハイエンド・グラフィックカードと2つのNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポート。電源ユニットを635W/825Wから選択可能としている。本体サイズは幅172.6×高さ414×奥行き471mm。■ミッドレンジモデル「Dell Precision T3600」 NVIDIA Quadro 6000グラフィックカードまたはNVIDIA Quadro 5000グラフィックカード2枚とNVIDIA Tesla C2075プロセッサをサポート。電源ユニットを425W/635Wから選択可能としている。 CPUはXeon E5-2600ファミリーの8コアやE5-1600ファミリーの4/6コア、メモリは8/64GB、ストレージは146GB/256GB/900GB/3TB HDD。本体サイズは幅172.6×高さ414×奥行き471mm。■エントリーモデル「Dell Precision T1650」 CPUはXeon E3-1200ファミリーの4コアやCore i7/Core i5/Core i3、メモリは8/32GB、ストレージは256GB/2TB HDD。本体サイズは幅175×高さ360×奥行き435mm。