インテルは5日、14nm(ナノ・メートル)プロセス技術を採用した第5世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを発表した。 インテルHDグラフィックスを搭載したTDP(熱設計電力)15Wプロセッサーの10モデルと、インテルIrisグラフィックスを搭載したTDP 28Wプロセッサーの4モデル、合計14モデルが提供される。 2013年6月発売の第4世代“Haswell”(22nm)から進化し、第5世代“Broadwell”では14nmプロセス技術を採用。これにより、前世代と比較して、トランジスター数を35%増加させた。同時に、ダイの大きさを37%縮小。グラフィックス性能については最大24%向上し、電源管理や設計面での強化によりバッテリ-駆動時間は最大1.5時間延長したとのこと。 4Kディスプレイに対応。インテルRealSense 3Dテクノロジーと組み合わせることで、音声認識やジェスチャーによる操作も可能となる。 第5世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを搭載したシステムは、さまざまなメーカーから1月より発表される予定。なお、14nmプロセス技術を採用したインテルPentiumとインテルCeleronプロセッサーも提供開始となっている。