HPは9日、A4で500ドル以下クラスのモバイルプリンタとしては世界初となるオールインワン プリンタ「HP Officejet 150 Mobile All-in-One」を発表した。米国での市場想定価格は399ドルで、出荷開始は6月の予定。 Officejet 150 Mobile All-in-Oneは、プリント機能だけではなく、スキャン・コピーでき、ノートブックおよびスマートフォンからの印刷が可能なBluetooth、および1回のフル充電で最大500枚の印刷が可能な長寿命のリチウムイオン バッテリを搭載する。 2.36インチのタッチスクリーンを備え、USBホスト機能やPictBridge、そしてカードスロットも搭載する。印刷速度はモノクロで22枚/分、カラーで18枚/分。コピー速度はモノクロ5枚/分、カラー3.5枚/分。本体サイズは350×171×90mmで、重量はバッテリー込みで3.1kgだ。 上海で開催されているHP主催の「Global Influencer Summit」では、シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、ジョン・ソロモン(John Solomon)氏は「このOfficejet 150 Mobile All-in-Oneでは、外出時に契約書類を印刷するなど、その場でスキャンしたりコピーしたり、プリントアウトできる利便性が実現した。完全なモバイル体験が可能になるだろう」と説明した。