スマホで望遠鏡を覗いたら、遠くの景色がカメラで撮影できるかも?誰しも思い付くがやったことはない、そんなアイデアが製品化されている。販売元は大手カメラメーカーだ。 ケンコー・トキナーでは、スマートフォンに双眼鏡、単眼鏡、天体望遠鏡などいろいろな光学機器を取り付けられるアタッチメントガジェット「SNAPZOOM II」の販売を6月10日より開始する。同製品は現行モデル「SNAPZOOM」の改良版。 SNAPZOOMは、ハワイ在住のサーファーの発案で製品化されたもの。スマホで波の映像を撮りたかったのだそうだ。SNAPZOOM IIは、現在発売されているスマートフォンのほとんどの機種に取り付けることが可能。これまでスマートフォンでは撮影が難しかった「月」や「星」、「遠くの景色」や「野鳥」などを写真や動画で撮影できる。趣味に、エンタメに、研究に。アイデア次第で利用シーンが広がりそうだ。 現行モデルからの改良点として、SNAPZOOM IIではカメラレンズ穴を55mmから62mmに拡大。カメラレンズが端の方についているスマートフォンでも、取り付けがスムーズに行えるようにした。また、取り付け部を改良することで、接眼部直径が23mmから55mmまでの幅広い光学機器が取り付けられるようになっている。なお本製品には、SNAPZOOM II本体と付属品をまとめて入れられる専用ポーチが付属される。 本体の重さは450gで、価格はオープン。双眼鏡、単眼鏡、天体望遠鏡、顕微鏡、ルーペなど、接眼レンズ側の直径が23mm~55mmの光学機器が接続できる。取り付けられるスマートフォンは幅93mm、厚さ23mm以内のもの。なお双眼鏡の場合は、接眼部分の高さが24mm以下だとレンズ片方での取り付けになるという。電子機器やバッテリーは搭載していない。 夏の行楽シーズンが近づいている。SNAPZOOM IIがあれば、山や海で活躍してくれるかもしれない。
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