キーボードといえば、主な用途は文字のタイピング。つまり、押下したキーが認識されれば、キーボードの任務は完了だ。しかし、今回Kickstarterに登場した「Wooting one」はゲーム用に開発されたゲーミングキーボード。
なんと、キーがどのくらいの力で押されているのかを感知するのだ。圧力を感知する仕組みと言えば、AppleがMacBook ProやiPhone 6sなどに採用していることで著名だが、「Wooting one」はそのキーボード版と言っていい。
「Wooting one」を使用すれば、緻密なハンドルさばきが必要となるカーレースや、FPSゲームも思いのままに操作可能。MOBAゲームでも、真価を発揮する。なお、ゲーミングキーボードとしてだけでなく、通常のキーボードとしても使用可能で、切り替えはボタン1つで楽々。
デフォルトではクラシックなキーボードだが、キーキャップが自由にカスタマイズ可能なので、自分好みにアレンジすることもできる。どれだけ魅力的でも、壊れやすくては物欲をそそらないが、なんと1,000万回ものタイピングに耐える優れもの。
「Wooting one」は、本稿執筆時点において139ユーロからの出資を受け付けている。コンピューターゲームでライバルに差を付けたいユーザーは、ぜひチェックしてみて欲しい。