16日、KDDIは新サービスおよびスマートフォン新端末の発表会を都内で開催した。 発表会のプレゼンテーションでKDDIの田中孝司社長は、「2011年は出荷ベースで56%がスマートフォンを占め、まさにスマートフォンの年だった。スマートフォンの需要は今後も堅調に伸びるだろう。しかし、お客様は本当にスマートフォンを使いこなせているのかという疑問を持つかもしれない」と問題提起をしたうえで、今後幅広い利用者がスマートフォンを手にすることによりユーザーサポートがより重要性を増すことを指摘。 そこでこの3月より新たにスタートするサービスが「au スマートパスポート構想」だ。スマートパスポートは、スマートフォンを安心にかつより便利にする「スマートパス」、そして魅力ある料金プランで価値を高める「スマートバリュー」そして様々なサービスを一元管理できる「au ID」の3から構成される。 田中社長に特に力を込めて説明するのは「オープンインターネットの世界を、誰でも、安心してお楽しみいただけるための全く新しいサービス」として紹介するスマートパスだ。これはアプリケーション・セキュリティ・サポート・ストレージという4つの機能群を月額390円で利用できるというもので、「(スマートパスにより)スマートフォンを驚くほど簡単に利用できるようになる」と説明。 また、スマートバリューについては全国各地のFTTH/CATV事業者と連携し、指定の事業者の固定網を契約し、なおかつauのスマートフォンを利用すると、月額利用料が最大2年間1480円割り引かれるというもの。2年経過以降も980円割り引かれる。auスマートバリューは同一世帯の家族であれば全員が対象で、4人家族であれば2年間で最大142,080円が割り引かれることになる。田中社長は、「たとえば家族4人で使うと実質的に「auひかり」の月額料金が無料になる」と説明。 さらに、学生向けに基本使用料980円が最大3年間無料になる「ともコミ学割」と、同じく25歳以下向けに月額基本使用料 ・国内通話料・国内通信料・オプション料 (安心ケータイサポート月額料除く)の合計額から1,050円割引くサービスも新たに発表した。 そして「au ID」についてはこれまでの「au one ID」を改め、デバイスやプラットフォームの枠を超えてコンテンツを利用したりデータを共有したりするなどが可能に。端末の代替後も、au IDを入力することで以前使っていた環境を引き継ぐといったこともできるという。当面はスマートフォンでの利用となるが、今後はタブレットやPC、そしてテレビなどでも利用できる環境を構築していくという。
ネクストイノベーションを仙台から!東北最大級アプリコンテスト「ダテアップス2019」でSNS活用グルメアプリが最優秀賞 2019年2月24日 仙台市内の学生を対象にした東北最大級のアプリコンテスト「DA…
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…