ブロードコム、NXPセミコンダクターズN.V.、フリースケール・セミコンダクタ、ハーマンインターナショナルの4社は14日、イーサネットベースの車載接続の幅広い普及を推進する「OPENアライアンスSIG」を発足したことを発表した。 「OPENアライアンスSIG」は、「One-Pair Ether-Net Alliance Special Interest Group」の略。設立メンバーとして自動車業界のBMWとヒュンダイモーターカンパニーも参画する。「OPENアライアンスSIG」では、自動車内の安全性、快適性、娯楽性の向上およびネットワークの複雑性と配線コストの大幅低減に取り組む。車載ネットワークアプリケーションにおける標準として100Mbpsイーサネット接続の普及を後押しするため、今後数か月の間にメンバーを自動車部品メーカーや製造業者にまで拡大する予定。 設立メンバーは当初の重点項目として、互換性、第三者検証、認定手続きおよび、高速データ転送仕様に取り組む。なお全OPENアライアンスメンバーは、ブロードコムのBroadR-Reach規格をRANDライセンスとして取得済みとのこと。