凸版印刷は5日、企業の販促映像および会員向け情報などのコンテンツを、タブレット端末を含めたさまざまな通信型デジタルサイネージへ配信できるクラウドサービスを発表した。10月中旬より提供を開始する。 本サービスでは、画面サイズや機種の異なる複数種のデジタル端末向けのコンテンツ配信がクラウド上で一元管理できる。配信先端末ごとにコンテンツ内容や時間の設定も可能。クラウドで動作環境や管理システム、アプリケーションを提供するので、初期導入コストも抑えられる見込み。 配信コンテンツのタイムセグメント管理、各端末の稼働状況の把握、リアルタイム情報コンテンツ配信(ニュースや天気予報など)、ソーシャルメディア連携(twitterなどのソーシャルメディアとコンテンツの同時表示なども可能)などの機能が利用可能。 同時に凸版印刷では、企業のインストアプロモーションや会員向けの情報配信に適した、7インチタッチパネルを実装した低価格のAndroid端末をラインアップに追加。従来提供してきた端末価格の半額以下で提供する。さらに、凸版印刷が通信キャリアとの再販契約を行うことにより、コンテンツ配信の通信費を、一般通信価格の1/3~1/2程度で提供するという。 価格は初期費用30,000円/1式、月額費用:17,000円/1式、1,550円/1台。端末の販売予定価格は30,000円/1台(通信費は別途)。今後は、凸版印刷が持つ既存の印刷データ制作システムと連携することにより、チラシやカタログなどのコンテンツと連動した内容を配信する機能も提供する予定。
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