ソニーは26日、SDカードスロット搭載のメモリカードレコーダー「ICD-LX30」と、ICレコーダー「ICD-UX523F」「ICD-UX523」を発表した。販売開始は10月21日。価格はオープン。 予想実売価格は、「ICD-LX30」が8,000円前後、「ICD-UX523F」が13,000円前後、「ICD-UX523」が10,000円前後。3機種ともソニーストアでも取り扱い、また、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて9月27日から先行展示を予定している。■メモリカードレコーダー「ICD-LX30」 「ICD-LX30」は、SDカードスロットを搭載し、SD/SDHCカードに録音できるポータブルレコーダー。変換アダプタの使用でmicroSD/microSDHCカードへの録音にも対応する。 本体サイズが幅116×高さ28.5×奥行き78mm、重さが約145gというポータブルカセットテープレコーダーのようなボディに、ステレオマイクと330mWのスピーカーを内蔵。MP3形式での録音のほか音声/音楽ファイルの再生も可能となっている。 本体上面に2型液晶ディスプレイと操作ボタンを配置し、机などに置いた際に見やすいように斜めに傾斜した卓上スタイルデザインを採用。ステレオマイク/オーディオ兼用入力端子を搭載。バッテリは単4形乾電池×2。付属品は単4形アルカリ乾電池×2/ハンドストラップ/キャリングポーチ/SDカード(2GB)など。■ICレコーダー「ICD-UX523F」「ICD-UX523」 両機種は、4GBメモリを内蔵し、microSDカードスロットを備えたICレコーダー。MP3形式のほかリニアPCMでの高音質録音に対応し、リニアPCM/MP3/WMA/AAC形式のファイル再生も可能となっている(著作権保護されたWMA/AACファイルの再生は不可)。 上位機種の「ICD-UX523F」はFMラジオチューナーを搭載しており、ラジオの受信や録音が可能。13.5mmドライバーユニットを装備したカナル型イヤホンを付属する。 そのほかは両機種とも共通で、遠くの音や小さな音までクリアに集音する「Sマイク・システム」搭載。音声再生時のノイズを大幅に低減する「強力ノイズカット」機能も装備する。また、本体底部にスライド式で本体に格納できるUSB端子を備え、PCのポートへのダイレクト接続に対応する。 さらに、録音時のレベルを確認できる「録音レベルガイド」や、録音した日付からファイルを探せる「カレンダーサーチ」、頭出しマークを付ける「トラックマーク」機能などを搭載。録音した音声ファイルをPC上で管理・編集できるソフト「Sound Organizer Ver.1.2」を同梱する。 内蔵スピーカーは径20mm/90mW。ステレオマイク/オーディオ兼用入力端子を搭載。バッテリは単4形乾電池。本体サイズは幅36.6×高さ102×奥行き13.7mm、重さは約58g。付属品は単4形充電式ニッケル水素電池/USB接続補助ケーブル/キャリングポーチなど。これに加えて「ICD-UX523F」はカナル型イヤホン/オーディオコード。 4色のカラーバリエーションをラインアップし、「ICD-UX523F」はシャンパンゴールド/ホワイト/ブラック/レッド、「ICD-UX523」はシルバー/ピンク/ブルー/バイオレットを用意する。