SNSに投稿された動画で、臨場感のある動画を見る機会が増えてきた。たとえばマウンテンバイクで山道を降りるシーンをライダー視線で撮影したような動画だ。これらの動画は小型のビデオカメラ=ウェアラブルカメラ(アクションカム、スポーツカム)を体に装着して撮影している。 日本国内におけるアクションカム市場は、ソニーによると昨2013年より急速に盛り上がりをみせており、2013年度の市場規模は前年度比300%超の10万台と伸長した。BCNの調べでも、対前年比が2013年でいちばん伸びた12月度は327%、2014年2月度も199%となっている。 BCN調べによるメーカー別シェアではソニーとWoodman labs(GoPro)が25%前後でしのぎを削っているなか、ソニーが28.28%でトップ、Woodman labsが25.63%で2位、3位JVCケンウッド(22.63%)、4位パナソニック(14.64%)、5位JENESIS HOLDINGS(2.63%)と続いている(2013年3月~2014年2月)。 このようにウェアラブルカメラの人気が高まる中、ソニーは、「アクションカム」の上位モデル「HDR-AS100V」を3月14日に発売した。価格はオープンで、予想実売価格は33,000円前後。腕時計型リモコンなどを同梱したセット「HDR-AS100VR」も用意される(予想実売価格43,000円前後)。 「HDR-AS100V」は、撮像素子に新たに有効1350万画素の1/2.3型「Exmor R」COMSセンサーを搭載。新世代の画像処理エンジン「BIONZ X」、超広角170度という新開発の「ZEISSテッサーレンズ」と組み合わせて、水しぶきのような細かな動きも高精細に記録できる最大50Mbpsのハイビットレート撮影(XAVC S)に対応した。また、自転車やバイクの走行時に生じる小刻みな振動の補正効果を現行機比約2.5倍に高めた手ブレ補正機能も装備された。対応記録メディアは、マイクロSDXCメモリーカード(Class10)/マイクロSD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨)、メモリースティックマイクロ(MARK2)。
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