NECと、シンガポールの総合エンジニアリング企業であるSingapore Technologies Engineering社(STE)の100%子会社であるSingapore Technologies Electronics社(STEE)は7月29日、ICT分野において協力関係を樹立する基本合意書を締結したことを公表した。 この合意に基づき両社は、NECのアジア地域統括会社であるNECアジアパシフィック社(NECAPAC)と、STEEの100%子会社で現地SIerであるSTE Info-Soft社との合弁により、「NEC STEE Cloud Services社」を設立する予定。新会社は、シンガポールおよびASEAN地域で、企業や政府公共機関向けにクラウドサービス事業を推進するもので、現地にクラウド指向データセンターを配備し、クラウドサービスの提供を行う。資本金は、600万シンガポールドル(約4億円)の予定。NECAPAC社が60%、STE Info-Soft社が40%出資する。 NECとSTEEグループは、クラウドサービス事業分野における本協業を第一弾として、今後他の分野での協業の可能性についても広く検討する予定。なおNECは、6月に中国にて東軟集団との協業に基づくサービス事業を開始している。
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