東芝はMEMS(Mansion Energy Management System)やHEMS(Home Energy Management System)の設計・開発・分析などを行い、三井不動産レジデンシャルはEMS(Energy Management System)に対応した住宅を開発・分譲する。マンションへの入居開始後は居住者への意識調査やエネルギー利用データも含めた分析、エコ活動を促進するインセンティブなどの運用を行う予定で、入居開始から2014年度までの実証実験を予定している。
「パークホームズ大倉山」では、CEMS(Community Energy Management System)から発信される地域全体のエネルギー利用情報をもとに状況に応じた電力制御を行う。また、太陽光発電システムと蓄電池を利用して、平常時には発電した電力をマンション共用部で使用し、余剰電力は蓄電する。太陽光発電量や電気使用量などを見える化するモニターを共用部エントランスホールに設置する。