ブリヂストンは8日、「ブリヂストン タイヤセーフティーレポート」として、タイヤの安全に関する調査の結果を公表した。 調査期間は6月17日~19日で、自家用車を所有し月一回以上クルマを運転する、18~69歳の男女1,000人から回答を得た。それによると、道路脇の縁石などに「タイヤの側面」を接触させた事があるドライバーは66%にのぼった。 「タイヤの側面」はブランド名やタイヤサイズ等が表示されているが、路面と接地する面(トレッド)よりも薄く、走行する際に最もたわみの激しい部分であることから、キズを放置しているとパンクやバーストなど重大なトラブルに繋がる可能性がある。 しかし同調査によると、ドライバーの44%が、側面のキズが原因で、タイヤがパンクする可能性のあることを知らないことが判明した。そのためブリヂストンでは、タイヤ点検を行う場合、通常、路面と接地しない「タイヤの側面」の点検も必要不可欠だとして注意を呼びかけている。 ブリヂストンでは、今年創立80周年を迎えたことと、日本自動車タイヤ協会(JATMA)等が推進する「タイヤの日」が4月8日であることを背景に、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定。2011年3月から2012年2月までの1年間、毎月タイヤの安全に関わる情報を発信中だ。