NTTデータと日本統計センターは23日、NTTデータのクラウドサービス「BizXaaSプラットフォームサービス」上の「BizXaaSエリアマーケティング」の1テンプレートである「診療圏レポート」の完全クラウド化と分析精度の向上を実現したと発表した。 BizXaaSエリアマーケティング「診療圏レポート」は、病院・診療所等、医療機関の診療圏分析(商圏分析)を行うサービス。主に金融機関による医療機関への融資判断用途や、製薬業界・医療機器業界の医療機関向け営業支援用途として活用されてきたが、今回、従来必要とされていた端末へのソフトウエアインストールがいっさい不要となる完全クラウド化を行った。また「昼間人口」など、利用するマーケティングデータを充実させ分析精度の向上を実現。鮮度が高く、多彩な統計データを使うことにより、より現状に即した見込み患者数や推定診療報酬を推計する。さらに各企業の利用頻度にあわせ、従量制もしくは定額制の選択が可能な新料金体系を設定し、新たにリリースした。7月1日より提供を開始する。 NTTデータと日本統計センターは2010年6月より協業でSaaS型エリアマーケティングサービスを展開。今回、ら特に要望の高かった1.利便性の向上、2.昼間人口データを用いた高精度分析、3.柔軟な料金体系の設定について、改善を行ったという。 今後金融、医療、不動産分野に展開を図り、2015年度までに1.5億円の売上を目指す。またエリアマーケティングの他テンプレートにおいても、従量課金を含めた料金メニューの見直しを進めていくとのこと。
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