「医療室の状況」として公開されている画像は、福島第一原発で撮影されたもので、主に脱水症や怪我などある程度の処置が必要な患者を対象とした部屋だという。風邪などの軽症の場合は別途部屋が用意されているようだ。医療室には血圧測定器や点滴の器具、AED、救急時に患者を運ぶための可動式ベッドなどが設置されている。
また福島第二原発で実施された健康診断の模様も撮影されている。受付後、採血、視力・聴力、心電図、問診・面談という順に行われるようだ。数十人の作業員を問診したという担当医師は、
作業員が訴える症状として、体重の減少など身体面の不調から、将来の不安のような精神面の問題にフェーズが変化しているという。