ソニー、パナソニック、楽天、紀伊國屋書店の4社は13日、日本における電子書籍サービスについて、利便性向上を図り、普及・拡大を加速するための取り組みで合意したことを発表した。 ユーザーが自由に電子書籍端末を選び、さまざまな電子書籍ストアから、より多くの電子書籍タイトルを購入することのできる環境の整備を推進する。具体的な目標としては、2011年後半から4社がそれぞれ提供・運営する電子書籍端末および電子書籍ストアが相互に接続できる環境の実現を目指す。ユーザがさまざまな電子書籍ストアから購入したコンテンツを一元的に管理できる環境も提供する。 さらに、リアル書店、ネット書店、電子書籍ストアの売れ筋情報が一目でわかるランキングを主体としたポータルサイトも開設する。今後、電子書籍共通配信プラットフォームを提供するブックリスタ等との連携も併せて検討していく予定。 現在ソニーは、電子書籍リーダー“Reader”を提供するとともに、ReaderStoreを提供。一方、パナソニックは1月にスマート端末「ビエラ・タブレット」を開発することを表明、紀伊國屋は「紀伊國屋書店BookWeb」を運営するなど、各社が独自の戦略を進めていた。今後は、これら電子書籍端末およびストアにて、「どのショップでも購入でき、どの端末でも閲覧可能」といった相互利用が推進される見込み。
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