NECは25日、サービス実行基盤ミドルウェア「WebOTX(Webオーティーエックス)」を強化し、「WebOTX V8.4」として販売を開始した。パブリッククラウド連携機能を実現したESB(Enterprise Service Bus)製品などがラインアップされている。
まず社内システムとパブリッククラウドのシームレスな連携を実現するため、「WebOTX Enterprise Service Bus」を強化。ESBとは、企業内外の異なる技術やデータ形式を持つシステム間を柔軟に接続・連携させるための論理的なバス、およびそれを実現するミドルウェア製品で、ESB製品としては初めて、セールスフォース・ドットコムのパブリッククラウド「Salesforce」との連携機能を実現した。本製品の導入により、ERPやメインフレームなどの社内システムと、Salesforceをコーディングレスで連携し、各システムのデータを相互利用することが可能。