MM総研は19日、スマートフォンと携帯電話(フィーチャーフォン)のサービス利用実態および、スマートフォンの機能やネットワークサービスの不満・改善点に対するWebアンケート調査の結果を公表した。 全国のスマートフォンユーザー1,400名、携帯電話(フィーチャーフォン)ユーザー17,156名、計18,556件の回答が寄せられた。調査期間は2月10日~14日。 それによると、スマートフォンと携帯電話、それぞれにおける1日あたりの平均Web閲覧時間は、携帯電話ユーザーの58分に対し、スマートフォンユーザーは2時間49分と、3倍近く長いという結果となった。Webサイトのジャンル別でみると、スマートフォン、携帯電話ユーザーともに「ブログ・SNSつぶやき系サイト」がもっとも長く、スマートフォンで平均23分/日。スマートフォンユーザーと携帯電話ユーザーで閲覧時間の差が大きかったのが「動画サイト」で、携帯電話の4分/日に対しスマートフォンでは17分/日と4倍以上に拡大した。 スマートフォンユーザーに、スマートフォンを利用していて感じる不満を聞いたところ、もっとも比率が高かったのが「バッテリー容量を気にしてネット閲覧やアプリを使用しなければならない」で47.4%がとくに高かった。「Web閲覧」時については、「表示までに時間がかかることがある」が33.1%、「アプリ」については「目的のアプリが見つけづらい」が33.5%で最多となった。 また、スマートフォンの普及にともない3G回線の更なる高速化が必要となることを踏まえ、今後普及が見込まれる3.9世代移動通信システム『LTE』についても質問。その結果、LTEのサービス概要を説明した上でLTEの普及に期待するかについては、「すぐに利用したい」9.2%、「次回の携帯買い替えときに契約したい」12.2%、「次回の携帯買い替えときに検討したい」33.8%となり、スマートフォンユーザーの半数以上がLTEに期待感を持っているという結果となった。
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