NHKは15日、避難所へ向けてのテレビ、アンテナの設置を行なうと発表。電力供給が困難な避難所に関しては、電池式ラジオの設置を進める。 同社職員が直接訪問して設置するとした。テレビは同社が用意した35台に加え、社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)から700台超のサポートを受けたという。これにより、避難所における災害情報や安否情報の提供を目指すとした。■「携帯電話を利用した安否伝言ポスト」も設置 あわせて、「携帯電話を利用した安否伝言ポスト」の設置・活用も進める。このポストは、携帯電話のメール機能を利用し、安否カード(メモ)に書かれた安否情報を簡単な操作で自動的にNHKに送り届ける装置。送付された情報をもとに、番組、ラジオ、データ放送などの安否情報放送を通して発信される仕組みだ。 避難所へテレビ、ラジオを設置する際、携帯電話の利用できるエリアかを確認したうえで、「携帯電話を利用した安否伝言ポスト」を設置していくという。